【問148】ビジネスマネジャー検定 練習問題|損益計算書における利益区分
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問2/16難易度B(標準)
問題文
損益計算書における利益の区分に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.売上総利益は、売上高から販売費及び一般管理費を差し引いたものであり、本業の効率性を示す指標である
- 2.営業利益は、売上総利益に営業外収益を加えたものであり、販売費及び一般管理費は差し引かれない
- 3.経常利益は、営業利益に受取利息などの営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたものである
- 4.当期純利益は、経常利益に特別利益と特別損失を加減した金額であり、法人税等を差し引く前に表示される
解説
正解は選択肢3。営業利益に、受取利息や配当金などの営業外収益を加え、支払利息などの営業外費用を差し引くことで経常利益が算出される。経常利益は、本業の成果に財務活動などの損益を加味した、通常の事業活動全体の成果を示す利益である。選択肢1は、売上総利益を売上高から販売費及び一般管理費を差し引いたものとしているが、売上総利益は売上高から売上原価を差し引いたものであり、販管費を差し引くのは営業利益を算出する段階である。選択肢2は、営業利益を売上総利益に営業外収益を加えたものとし販管費を差し引かないとしているが、営業利益は売上総利益から販管費を差し引いて求める本業の利益であり、営業外収益は営業利益には含まれない。選択肢4は、当期純利益を法人税等を差し引く前の金額としているが、経常利益に特別損益を加減した段階は税引前当期純利益であり、当期純利益はそこから法人税等を差し引いた後の最終的な利益である。マネジャーには、各段階の利益が何を示すのかを正しく理解する力が求められる。