【問147】ビジネスマネジャー検定 練習問題|貸借対照表の基本構造
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問1/16難易度A(易しい)
問題文
貸借対照表に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.貸借対照表は、決算日時点における資産・負債・純資産の状態を示すものであり、資産の合計額は負債と純資産の合計額に一致する
- 2.貸借対照表は、一定期間における収益と費用の対応関係を示すものであり、その差額として当期純利益が表示される
- 3.貸借対照表における流動資産と固定資産の区分は、その資産を取得した際の金額の大小によって決定される
- 4.貸借対照表における負債は、株主からの出資によって調達した資金を意味し、返済の義務を伴わない項目である
解説
正解は選択肢1。貸借対照表は決算日など特定の時点における資産・負債・純資産の状態を示すものであり、資産の合計額は、その資金がどこから調達されたかを示す負債と純資産の合計額に必ず一致する。選択肢2は、一定期間の収益と費用の対応関係を示し当期純利益が表示されるとしているが、これは損益計算書の説明であり貸借対照表とは異なる。選択肢3は、流動資産と固定資産の区分を取得金額の大小で決まるとしているが、実際には現金化や決済までの期間が一年以内かどうかを基準に区分されるものであり、金額の大小は関係しない。選択肢4は、負債を株主からの出資による返済不要の資金としているが、それは純資産に含まれる株主資本の説明であり、負債は取引先や金融機関などに対して返済や支払いの義務を負う項目である。マネジャーには、両者を混同せずに財務諸表を読み解く力が求められる。