【問146】ビジネスマネジャー検定 練習問題|対策案の比較検討における視点
業務のマネジメントと問題解決 問22/22難易度B(標準)
問題文
複数の対策案を比較検討する際の視点に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.対策案は問題を解消する効果の大きさのみで評価すればよく、実行に伴うコストや起こり得る副作用は考慮しなくてよい
- 2.対策案の実現可能性は立案する側だけで判断すればよく、現場の状況は実行段階になって初めて伝えればよい
- 3.対策案によって新たに生じ得る副作用や弊害は、見込まれる効果が十分に大きい場合には検討対象から外してよい
- 4.対策案の検討では、問題解消への効果に加えて、実現可能性やコスト、生じ得る副作用も含めて多面的に評価する
解説
正解は選択肢4。対策案を比較検討する際には、問題を解消する効果の大きさだけでなく、現場で実際に実行できるかという実現可能性、必要となるコスト、実行によって新たに生じ得る副作用まで含めて多面的に評価することが望ましい。単一の観点だけで選ぶと、実行段階でつまずいたり、想定外の弊害を招いたりしかねない。選択肢1は効果のみで評価しコストや副作用を無視しており、実行段階での問題を見落とす。選択肢2は実現可能性を立案側だけで判断し現場への説明を後回しにしており、現場の実情を反映しない対策になりやすい。選択肢3は効果が大きければ副作用を検討対象から外してよいとしており、思わぬ弊害を見逃す危険がある。マネジャーには、複数の評価軸を組み合わせて対策案を吟味する姿勢が求められる。