【問93】ビジネスマネジャー検定 練習問題|チーム内のコンフリクトへの対応
チームのマネジメントと企業組織論 問3/14難易度B(標準)
問題文
チーム内で意見の対立(コンフリクト)が生じた場合のマネジャーの対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.対立の背景にある考え方の違いを整理し、目的に照らして建設的な議論に転化できるよう働きかける
- 2.対立が起きた場合は関係の悪化を防ぐため、発生した時点で一方の意見をそのまま採用し議論を打ち切る
- 3.対立を表面化させないよう、異なる意見を持つメンバーには発言の機会を与えないようにする
- 4.対立の解消はメンバー同士の話し合いに委ね、マネジャーは進捗の確認だけを行う立場をとる
解説
正解は選択肢1。チーム内の意見対立は、業務の進め方や優先順位についての考え方の違いから生じることが多く、対立そのものを悪と捉えて排除するのではなく、その背景にある考え方の違いを整理し、チームの目的に照らして建設的な議論に転化できるよう働きかけることが、マネジャーに求められる対応である。適切に扱われた対立は、検討の幅を広げチームの意思決定の質を高めることにもつながる。選択肢2は、議論を打ち切って一方の意見をそのまま採用しており、対立の背景にある論点を検討しないまま結論を急いでおり、不満の解消にもつながりにくい。選択肢3は、異なる意見を持つメンバーの発言機会を奪っており、多様な視点が失われるだけでなく、表面化しない不満がのちに大きな問題として現れる恐れがある。選択肢4は、マネジャーが進捗確認以外に関与しない立場をとっており、対立が感情的なもつれに発展した場合に早期の介入ができず、チームの機能不全を招きかねない。対立を恐れず、目的に沿って建設的に扱う姿勢が重要である。