【問65】ビジネスマネジャー検定 練習問題|目標設定と意欲の関係
部下のマネジメントとリーダーシップ 問19/24難易度B(標準)
問題文
部下の目標設定が動機づけに与える影響についての考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.達成できたかどうかを判断できる程度に具体的で、努力すれば届く目標を、本人の納得を伴って設定することが意欲の向上につながりやすい
- 2.目標はできる限り曖昧なまま伝えたほうが部下の自由な発想を引き出しやすく、達成基準を具体的に示すことはかえって意欲を損なう働きをする
- 3.目標の水準は低ければ低いほど確実に達成でき、容易な達成を積み重ねること自体が部下の意欲を持続的に高める最も有効な方法である
- 4.目標は誰がどのように設定したかにかかわらず、記載された内容さえ同じであれば、部下の受け止め方や意欲への影響に差は生じない
解説
正解は選択肢1。目標が具体的で達成状況を本人が判断でき、努力すれば手の届く適度な水準に設定され、かつ本人がその目標に納得していることは、部下の意欲を引き出すうえで重要な条件とされる。選択肢2は、目標が曖昧であるほど意欲が高まるとしているが、達成基準が示されない目標では何をどこまでやればよいかが分からず、行動につながりにくい。選択肢3は、目標水準が低いほど意欲を持続的に高めるとしているが、達成が容易すぎる目標は取り組みがいを失わせ、意欲の向上にはつながりにくい。選択肢4は、目標を誰がどのように設定したかは意欲に影響しないとしているが、上から一方的に与えられた目標と、対話を通じて本人が納得して受け止めた目標とでは、取り組む姿勢に差が生じやすい。マネジャーには、部下と対話しながら目標の水準と意味づけをすり合わせる関わりが求められる。