【問61】ビジネスマネジャー検定 練習問題|動機づけの基本的な考え方
部下のマネジメントとリーダーシップ 問15/24難易度A(易しい)
問題文
部下の動機づけにおける「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.内発的動機づけとは、給与や賞与、昇進など外部から与えられる報酬によって行動が促される状態を指し、外発的動機づけとは、仕事そのものへの興味や達成感から生じる動機を指す
- 2.内発的動機づけも外発的動機づけも、本人の生まれ持った性格によってあらかじめ決まっており、仕事の任せ方や評価の伝え方といったマネジャーの働きかけによって左右されることはない
- 3.内発的動機づけとは、仕事そのものへの興味や達成感など本人の内側から生じる動機を指し、外発的動機づけとは、給与や昇進、評価など外部から与えられる働きかけによる動機を指す
- 4.内発的動機づけは、給与や評価の仕組みが存在しない職場でのみ生じるものであり、処遇制度を備えた組織では部下の内側から動機が生じることはない
解説
正解は選択肢3。動機づけは、仕事そのものへの興味、達成感、成長の実感など本人の内側から生じる内発的動機づけと、給与、昇進、評価など外部から与えられる働きかけによって生じる外発的動機づけに整理される。マネジャーは処遇面の働きかけだけでなく、仕事の任せ方や意味づけの伝え方によって内側からの動機にも働きかけられる点を押さえておきたい。選択肢1は、内発的動機づけと外発的動機づけの説明が入れ替わっており、定義が逆である。選択肢2は、動機づけが生まれ持った性格だけで決まるとしているが、任せる仕事の内容や関わり方によって部下の意欲は変わりうるため、マネジャーの働きかけの余地がないとするのは誤りである。選択肢4は、内発的動機づけが処遇制度のない職場でしか生じないとしているが、給与や評価の仕組みがある組織でも、仕事の面白さや達成感から意欲が生じることは十分にある。