【問59】ビジネスマネジャー検定 練習問題|マネジャーの影響力の源泉
部下のマネジメントとリーダーシップ 問13/24難易度A(易しい)
問題文
マネジャーが部下に対して発揮する影響力の源泉に関する説明として、適切なものはどれか。
- 1.役職に伴う権限に基づく影響力だけでなく、専門知識や日頃の信頼関係に基づく影響力も、部下を動かす力となりうる
- 2.部下に対する影響力は役職上の権限のみによって生まれるものであり、それ以外の要素は影響力の源泉とはならない
- 3.影響力の強さは本人の生まれ持った性格的な資質でほぼ決まり、日頃の関わり方や実績の積み重ねが果たす役割は乏しい
- 4.専門知識に基づく影響力は、役職上の権限による影響力よりも常に強く、あらゆる場面で優先される
解説
正解は選択肢1。部下を動かす力には、役職に付随する指揮命令の権限に基づくものだけでなく、業務についての専門知識や、日頃の言動の積み重ねから生まれる信頼関係に基づくものもある。マネジャーが権限だけに頼らず後者も併せ持つことで、部下からの納得や協力を得やすくなる。選択肢2は、影響力の源泉を役職上の権限のみに限定しており、専門性や信頼関係が部下の行動に与える力を見落としている。選択肢3は、影響力の強さを生まれ持った資質でほぼ決まるものとしているが、実際には日頃の関わり方や実績の積み重ねによって影響力が強まったり弱まったりする。選択肢4は、専門知識に基づく影響力が常に権限による影響力より優先されるとしているが、場面や状況によってどちらが有効に働くかは異なり、一律に優劣をつけられるものではない。複数の源泉を自覚し、状況に応じて使い分ける視点が求められる。