【問58】ビジネスマネジャー検定 練習問題|フォロワーの成熟度に応じた関わり方
部下のマネジメントとリーダーシップ 問12/24難易度B(標準)
問題文
部下(フォロワー)の成熟度に応じてマネジャーの関わり方を変えるという考え方に関する記述として、適切なものはどれか。
- 1.成熟度は年齢や勤続年数だけで一律に判断できるものであり、担当する業務内容によって変わることはない
- 2.成熟度が低い部下には最初から権限を大きく委ね、経験を積ませることが最も成長を促す関わり方である
- 3.成熟度が高まった部下に対しても、当初決めた関わり方を変えずに継続することが一貫性を保つうえで望ましい
- 4.業務遂行に必要な能力と、取り組もうとする意欲の両面から部下の状態を捉え、その状態に応じて関与の度合いを調整する
解説
正解は選択肢4。フォロワーの成熟度は、その業務を遂行できる能力の面と、取り組もうとする意欲や自信の面の両方から捉えられ、担当する業務ごとに水準が異なりうる。この状態を見極めながら、細かく関与する度合いを強めたり弱めたりすることが、成熟度に応じた関わり方の基本となる。選択肢1は、成熟度を年齢や勤続年数だけで一律に判断しており、業務内容によって能力や意欲の水準が変わりうる点を考慮していない。選択肢2は、成熟度が低い段階でいきなり大きな権限を委ねるものであり、拠りどころとなる経験や判断基準が乏しいまま任せることは、失敗や混乱を招きやすい。選択肢3は、成熟度が高まった後も当初の関わり方を変えないとしており、成長に応じて関与の度合いを調整するという考え方の趣旨に反する。部下の状態は固定的ではなく変化していくものとして捉える視点が重要である。