【問56】ビジネスマネジャー検定 練習問題|リーダーシップとマネジメントの違い
部下のマネジメントとリーダーシップ 問10/24難易度B(標準)
問題文
リーダーシップとマネジメントの違いに関する一般的な整理として、適切なものはどれか。
- 1.マネジメントは業務を計画的に運営し秩序を保つことに重点があり、リーダーシップは変化を生み出すことに重点がある
- 2.リーダーシップは役職に就いた者だけが発揮できるものであり、マネジメントは役職を問わず誰でも発揮できる
- 3.マネジメントとリーダーシップは同一の概念であり、マネジャーという役職に就けば自動的に両方を兼ね備えることになる
- 4.リーダーシップは組織の秩序を維持する働きであり、マネジメントは変化を生み出し新しい方向性を示す働きである
解説
正解は選択肢1。マネジメントは計画・組織化・統制などを通じて既存の仕組みを効率的に運営し、秩序や安定を保つ働きとして捉えられることが多い。一方でリーダーシップは、進むべき方向性を示し、周囲の共感や納得を得ながら人を動かして変化を生み出す働きとして捉えられる。両者は対立概念ではなく補い合う関係にあり、マネジャーにはその双方が求められる。選択肢2は、リーダーシップを役職者だけのものとしているが、役職を持たない立場からでもリーダーシップは発揮しうる。選択肢3は、両者を同一の概念とみなしているが、重点の置き方が異なる別の働きとして整理されるのが一般的である。選択肢4は、秩序維持と変化創出の役割をリーダーシップとマネジメントで入れ替えており、一般的な整理とは逆の内容になっている。両者の違いを理解することは、状況に応じて自分の関わり方を調整するうえで役立つ。