【問55】ビジネスマネジャー検定 練習問題|部下が報告しやすい職場の空気づくり
部下のマネジメントとリーダーシップ 問9/24難易度A(易しい)
問題文
部下が悪い知らせや自分のミスを早めに報告しやすい職場の空気をつくるために、マネジャーが心掛けるべきこととして適切なものはどれか。
- 1.報告が来るまで自分からは動かず、部下からの申告をそのまま静かに待つ姿勢を徹底する
- 2.悪い報告を受けた際はまず状況把握を優先し、報告してくれたこと自体を頭ごなしに責めない対応を続ける
- 3.報告の遅れを防ぐため、内容の軽重にかかわらずすべての事柄を文書による正式な手続きで提出させる仕組みに統一する
- 4.失敗の報告があった場合は、再発防止のためその場で厳しく叱責し、原因の究明はあとから行う
解説
正解は選択肢2。悪い知らせほど早く共有してもらう必要があるが、報告した部下がその場で強く責められる経験をすると、次からは報告をためらうようになりかねない。まず状況を落ち着いて把握し、報告してくれたこと自体を頭ごなしに否定しない対応を積み重ねることが、報告しやすい空気づくりにつながる。選択肢1は、マネジャーが受け身の姿勢に徹するもので、部下から声を上げやすい雰囲気を積極的につくる働きかけを欠いている。選択肢3は、内容の重要度を問わずすべてを正式な文書手続きにする仕組みであり、手続きの重さがかえって早期報告への心理的なハードルを上げてしまう。選択肢4は、原因究明より先に厳しい叱責を行うもので、部下は次のミスを隠そうとする方向に傾きやすい。報告を受けた直後の対応の仕方が、その後の報告のしやすさを大きく左右する。