【問39】ビジネスマネジャー検定 練習問題|ブレーンストーミングの原則
マネジャー自身のマネジメントとコミュニケーション 問19/26難易度B(標準)
問題文
アイデア出しの手法として知られる「ブレーンストーミング」を効果的に行う際の原則に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.出されたアイデアに対してその場で批判や評価を行わず、量を重視して自由に発言できる雰囲気をつくることが原則とされる。
- 2.アイデアの量を追い求めるよりも、最初から実現可能性の高い少数の案に絞り込んで議論する方が効果的とされる。
- 3.他の参加者が出したアイデアに便乗したり発展させたりすることは、独自性を損なうため避けるべきとされる。
- 4.参加者の発言順序や役職に応じてアイデアの採否を判断し、上位者の案を優先的に採用することが望ましいとされる。
解説
正解は選択肢1である。ブレーンストーミングでは、発言されたアイデアに対してその場で批判や評価を加えないことで、参加者が思いついたことを自由に発言できる雰囲気をつくる。また質より量を重視し、多くのアイデアを出すことで、後の検討段階で活かせる選択肢を広げることが原則とされる。
選択肢2は、最初から実現可能性の高い少数の案に絞り込んで議論することが効果的だとしている点が誤りである。アイデア出しの段階で絞り込みを急ぐと、発想の幅が狭まり、批判を恐れて自由な発言がしにくくなる。絞り込みは量を出し切った後の段階で行うべきものである。選択肢3は、他の参加者のアイデアに便乗したり発展させたりすることを避けるべきだとしている点が誤りである。むしろ他者のアイデアに乗って発展させることは、ブレーンストーミングにおいて歓迎される行為の一つとされる。選択肢4は、発言順序や役職に応じてアイデアの採否を判断し、上位者の案を優先的に採用することが望ましいとしている点が誤りである。役職によって発言の重みづけをすることは、自由な発想を妨げ、批判を恐れさせる要因になりかねない。
実務上、批判をせず量を重視する雰囲気づくりは、会議の心理的安全性を高め、普段発言の少ないメンバーからも意見を引き出すことにつながる。