【問35】ビジネスマネジャー検定 練習問題|質問技法の使い分け
マネジャー自身のマネジメントとコミュニケーション 問15/26難易度B(標準)
問題文
部下との対話で用いる「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の使い分けに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.オープンクエスチョンは相手が自由に答えられる問いかけであり、クローズドクエスチョンは選択肢の中から答える問いかけで事実の確認に向いている。
- 2.クローズドクエスチョンは相手の考えを広げたり深めたりするための問いかけであり、部下に自由に意見を語ってもらいたい場面で用いるのが基本である。
- 3.オープンクエスチョンは「はい」か「いいえ」の二択で答えられる問いかけを指し、事実関係を短時間で確認したい場面に向いた形式である。
- 4.質問の形式は言い回しの違いにすぎないため、いずれの形式を用いても相手が答えやすさを感じる度合いや引き出せる情報の幅はほぼ変わらない。
解説
正解は選択肢1である。オープンクエスチョンは「どう思うか」「なぜそう考えたか」のように相手が自由に答えられる問いかけであり、相手の考えを広げたり、本人の言葉で状況を語ってもらったりする場面に適している。一方、クローズドクエスチョンは「はい・いいえ」や選択肢の中から答える問いかけであり、事実関係を短時間で確認したい場面に適している。両者を対話の目的に応じて使い分けることが望ましい。
選択肢2は、クローズドクエスチョンを考えを広げたり深めたりするための問いかけだとしている点が誤りである。相手に自由に意見を語ってもらいたい場面で適しているのはオープンクエスチョンであり、クローズドクエスチョンは答えの範囲を限定する問いかけである。選択肢3は、オープンクエスチョンの定義が誤りである。「はい・いいえ」の二択で答えられる問いかけはクローズドクエスチョンの説明であり、オープンクエスチョンとは異なる。選択肢4は、質問の形式によって答えやすさや引き出せる情報の幅が変わらないとしている点が誤りである。質問の形式は相手の答え方や得られる情報の幅に影響を与える。
実務上、部下の考えを引き出したい場面ではオープンクエスチョンを、進捗の事実確認をしたい場面ではクローズドクエスチョンを用いるなど、目的に応じた使い分けが対話の質を高める。