【問33】ビジネスマネジャー検定 練習問題|報告・連絡・相談の基本
マネジャー自身のマネジメントとコミュニケーション 問13/26難易度A(易しい)
問題文
職場における「報告」「連絡」「相談」に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.報告は業務の進捗や結果を指示した相手に伝える行為であり、良い結果だけを選んで伝えれば十分である。
- 2.連絡は特定の相手にのみ伝えれば足り、関係する他のメンバーへ同時に周知する必要は基本的にない。
- 3.相談は自分の判断に自信がないときに限られる行為であり、判断に迷いがない場合は上司に事前に伝える必要はない。
- 4.報告・連絡・相談はいずれも情報の共有を通じて業務上のリスクを早期に発見し、対処するための重要な手段である。
解説
正解は選択肢4である。報告・連絡・相談は、いずれも組織内で情報を共有し、問題やリスクを早い段階で発見して対処につなげるための手段という点で共通している。報告は指示された業務の進捗や結果を、連絡は関係者が知っておくべき事実を、相談は判断に迷う事柄を、それぞれ適切なタイミングで共有することによって、業務の停滞や重大なトラブルを未然に防ぐ役割を果たす。
選択肢1は、良い結果だけを選んで伝えれば十分だとする点が誤りである。むしろ悪い結果や問題が生じたときこそ早めに報告することが重要であり、都合の良い情報だけを伝えることは業務上のリスクを見えにくくする。選択肢2は、連絡を特定の相手にのみ伝えれば足りるとする点が誤りである。連絡事項の内容によっては、関係するメンバー全員に同時に周知しなければ、認識のずれや対応の遅れを招くことがある。選択肢3は、相談を自分の判断に自信がないときに限定している点が誤りである。判断に迷いがなくても、影響範囲が大きい事柄や方針変更を伴う事柄については、事前に上司へ相談し合意を得ておくべき場合がある。
実務上、報連相を怠ると問題の発見が遅れ、対応コストが増大するため、日常的に情報を共有する習慣づけが重要になる。