【問26】ビジネスマネジャー検定 練習問題|経験学習の考え方
マネジャー自身のマネジメントとコミュニケーション 問6/26難易度C(難しい)
問題文
経験から学ぶ「経験学習」の考え方について、最も適切な説明はどれか。
- 1.具体的な経験をしたあとにその経験を振り返り、教訓を一般化し、次の状況に応用していく循環的な過程である
- 2.経験学習とは、研修やセミナーなど座学で得た知識を、実務経験を積む前にあらかじめ体系的に整理しておく手法である
- 3.経験学習では過去の成功パターンをそのまま繰り返し実行することが重視され、状況ごとの振り返りは不要とされる
- 4.経験学習は組織単位で行うものであり、個々のマネジャーが自分の経験を振り返る必要性は低いとされる
解説
正解は選択肢1。経験学習は、具体的な経験をしたあとにその出来事を振り返り、そこから得られる教訓や気づきを一般化して次の状況にも通用する形に整理し、新たな場面で試していくという循環的な過程として捉えられる。経験そのものだけでなく、経験をどう振り返り意味づけるかが学習の質を左右する。
選択肢2は誤り。経験学習は座学で得た知識をあらかじめ整理する手法ではなく、実際の経験を出発点とする点に特徴がある。選択肢3は誤り。過去の成功パターンをそのまま繰り返すだけでは環境変化に対応できず、振り返りを欠くと学習は深まらない。選択肢4は誤り。経験学習の起点は個人の内省であり、組織単位に限定される考え方ではない。
日々の業務経験を漫然と流さず、意識的に振り返って次に活かす習慣を持つことが、マネジャーとしての力量を継続的に高めていく。