【問19】ビジネスマネジャー検定 練習問題|任せることと丸投げの違い
マネジャーの役割と心構え 問19/20難易度C(難しい)
問題文
「任せること」と「丸投げ」の違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.部下に仕事を任せた以上、途中経過を確認したり質問に答えたりすることは部下の自律性を損なうため避けるべきである。
- 2.任せるとは、目的や期待する成果水準を伝えたうえで進め方の裁量を委ね、必要に応じて支援や確認を行うことをいう。
- 3.丸投げと任せることの違いは、部下に依頼する業務の難易度が高いか低いかによって決まるものである。
- 4.部下に仕事を任せた場合、その成果に対する最終的な責任は、実際に担当した部下のみが負うことになる。
解説
正解は選択肢2である。任せるとは、目的や期待する成果水準を伝えたうえで進め方の裁量を部下に委ね、必要に応じて支援や確認を行うことを指し、単なる放置とは異なる。選択肢1は誤りで、任せた後に適切な確認や質問への対応を行うことは部下の自律性を損なうものではなく、放置状態である丸投げとの違いを分ける重要な要素である。選択肢3は誤りで、丸投げと任せることの違いは業務の難易度で決まるのではなく、目的の共有や裁量の範囲、フォローの有無といったマネジャーの関与の質によって決まる。選択肢4も誤りで、部下に仕事を任せても成果に対する最終的な責任はマネジャー自身が負うものであり、部下のみに責任を帰すことは丸投げの発想に近い。実務上、目的を共有し適切にフォローしながら裁量を委ねる姿勢は、部下の育成と組織の成果の両立を可能にする重要な行動となる。