【問20】ビジネスマネジャー検定 練習問題|新任マネジャーが陥りやすい失敗
マネジャーの役割と心構え 問20/20難易度B(標準)
問題文
新任マネジャーが陥りやすい失敗に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.新任マネジャーが自分で仕事を抱え込みすぎることは、部下の成長を促す望ましいマネジメントとして推奨される行為である。
- 2.部下に仕事を任せられず自分で仕事を抱えてしまう傾向は、経験を積んだベテランマネジャーに特有の失敗であり、新任マネジャーにはあまり見られない。
- 3.特定の部下を引き合いに出して他の部下と比較しながら指導すると、比較された部下の意欲や信頼を損なうおそれがある。
- 4.部下同士を比較しながら指導することは達成基準を明確にする効果的な手法であり、新任マネジャーが用いても問題は生じにくいとされる。
解説
正解は選択肢3である。特定の部下を引き合いに出して他の部下と比較しながら指導すると、比較された部下は自分の努力や個性を認めてもらえていないと感じ、意欲や信頼を損なうおそれがある。選択肢1は誤りで、自分で仕事を抱え込みすぎる態度は部下に権限や経験を委ねる機会を奪ってしまい、望ましいマネジメントとは言えない。選択肢2は誤りで、仕事を任せられず抱え込んでしまう傾向は、マネジメントの経験が浅くやり方に不慣れな新任マネジャーにこそ見られやすい失敗であり、ベテラン特有のものとは言えない。選択肢4も誤りで、部下同士を比較する指導は基準を明確にするどころか、比較された側の心理的な不満や競争意識の歪みを生みやすく、新任マネジャーが特に注意すべき落とし穴である。実務上、一人ひとりの状況に応じた個別の指導とフィードバックが、部下の意欲を維持しチーム全体の成果につなげる鍵となる。