【問18】ビジネスマネジャー検定 練習問題|率先垂範
マネジャーの役割と心構え 問18/20難易度C(難しい)
問題文
マネジャーの「率先垂範」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.率先垂範とは、部下が担当している仕事を代わりにマネジャー自身が処理し、こなす業務量の多さによって手本を示すことをいう。
- 2.率先垂範は現場の担当者層に求められる姿勢であり、指示や調整を担うマネジメント層には本来求められない考え方である。
- 3.口頭での指示さえ的確に出せていれば、マネジャー自身の日ごろの行動が伴っていなくても率先垂範は十分に成立するといえる。
- 4.マネジャーが自ら困難な課題に向き合う姿勢や言行一致の行動を示すことで、部下の信頼を得て行動の模範となることをいう。
解説
正解は選択肢4である。マネジャーが自ら困難な課題に向き合う姿勢や言行一致の行動を示すことは、部下からの信頼を得るとともに行動の模範となり、率先垂範の本質を表している。選択肢1は誤りで、部下の仕事を代わりに行い業務量で手本を示す行為は率先垂範ではなく、部下の裁量や成長機会を奪ってしまう別種の失敗にあたる。選択肢2は誤りで、率先垂範はむしろマネジメント層にこそ求められる考え方であり、方針や価値観を自らの行動で体現することが組織文化への影響力を持つ。選択肢3も誤りで、率先垂範の核心は言葉と行動の一致にあり、指示だけが的確でもマネジャー自身の行動が伴わなければ説得力を欠く。実務上、困難な場面でマネジャー自身がどう振る舞うかは部下の行動規範となり、組織の一体感や実行力に直結する重要な要素となる。