【問17】ビジネスマネジャー検定 練習問題|公私の区別
マネジャーの役割と心構え 問17/20難易度A(易しい)
問題文
マネジャーにおける「公私の区別」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.会社の経費や情報、部下の人事評価権限などを、個人的な利益や好みのために用いないことが求められる。
- 2.公私の区別とは、職場の人間関係を良好に保つため、勤務時間内の私的な会話を全面的に禁止することを意味する。
- 3.日ごろから信頼している部下が相手であれば、会社の機密情報をマネジャー個人の判断で共有しても差し支えない。
- 4.マネジャーの立場を離れたあとであれば、在職中に業務を通じて得た会社の情報は自由に扱ってよいとされる。
解説
正解は選択肢1である。会社の経費や情報、部下の人事評価権限などを個人的な利益や好みのために用いないことは、公私の区別の中心的な内容である。選択肢2は誤りで、公私の区別は勤務時間内の私的な会話を全面的に禁止することを意味するのではなく、権限や会社の資源を私的な目的に使わないことを戒める趣旨である。選択肢3は誤りで、たとえ信頼している部下であっても、会社の機密情報を個人の判断で共有することは組織のルールに反する不適切な行為である。選択肢4も誤りで、在職中に得た会社の情報の取り扱いには、立場を離れた後も一定の責任や配慮が求められる場合があり、自由に扱ってよいわけではない。実務上、権限・情報・経費を私的目的に用いない姿勢は、部下や取引先など周囲からの信頼の土台であり、組織としてのコンプライアンスの基本でもある。