【問15】ビジネスマネジャー検定 練習問題|部下との距離感
マネジャーの役割と心構え 問15/20難易度A(易しい)
問題文
マネジャーと部下との距離の取り方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.部下との信頼関係を築くため、休日も含めて行動を共にし、公私の垣根をなくすことが望ましい。
- 2.適度な距離を保ちながらも、部下が相談しやすい雰囲気をつくり、必要な場面では踏み込んで関わる姿勢が望ましい。
- 3.マネジャーは権威を保つため、部下との会話は業務上の連絡だけにとどめ、相談事には応じないようにすべきである。
- 4.部下との距離感は個々の相性で自然に決まるものであり、マネジャーが意識的に調整する必要はない。
解説
正解は選択肢2である。適度な距離を保ちながら、部下が相談しやすい雰囲気をつくり、必要な場面では踏み込んで関わる姿勢は、規律と信頼関係の両立を可能にする。選択肢1は誤りで、休日も含めて行動を共にし公私の垣根をなくすと、緊張感の喪失やえこひいきの印象を招き、マネジャーとしての役割を果たしにくくなる。選択肢3は誤りで、業務上の連絡だけにとどめ相談事に応じない態度は部下を萎縮させ、相談しづらい雰囲気をつくり、問題の早期発見や信頼関係の構築を妨げる。選択肢4も誤りで、距離感は相性任せで自然に決まるものではなく、マネジャーが状況や相手に応じて意識的に調整すべきものである。実務上、適度な距離感の維持は、部下が安心して相談できる心理的安全性と、マネジャーとしての一貫した規律を同時に成り立たせる基盤となる。