【問14】ビジネスマネジャー検定 練習問題|多様性の受容
マネジャーの役割と心構え 問14/20難易度B(標準)
問題文
マネジャーに求められる「多様性の受容」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.多様性を受け入れるとは、部下全員に同一の価値観や働き方を求め、足並みを揃えさせることを意味する。
- 2.多様な人材のマネジメントは負担が大きいため、できる限り同質的な人材だけでチームを構成することが望ましい。
- 3.部下の価値観の違いは業務の成果に関係しないため、マネジャーは仕事の指示内容だけに注意を払えばよい。
- 4.年齢・性別・国籍・価値観の異なる部下の背景を理解し、それぞれが力を発揮できる環境を整えることが求められる。
解説
正解は選択肢4である。年齢・性別・国籍・価値観の異なる部下一人ひとりの背景を理解し、それぞれが力を発揮できる環境を整えることは、多様性の受容の核心である。選択肢1は誤りで、全員に同一の価値観や働き方を求めることはむしろ画一化であり、多様性を受け入れる姿勢とは逆行する考え方である。選択肢2は誤りで、同質的な人材だけでチームを構成する方針は多様性受容に反し、多様な視点や強みを組織の力に変える機会を失わせる。選択肢3も誤りで、部下の価値観の違いは動機づけの仕方や仕事の受け止め方に表れ、成果にも影響するため、指示内容だけを見て背景を無視する姿勢は多様性の受容と相容れない。実務上、多様な背景を持つメンバーそれぞれの力を引き出すマネジメントは、人材の定着やチーム全体の成果向上に直接つながる現場責任として位置づけられる。