【問11】ビジネスマネジャー検定 練習問題|公正な評価姿勢
マネジャーの役割と心構え 問11/20難易度A(易しい)
問題文
マネジャーに求められる「公正さ」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.気心の知れた部下を優先的に評価すれば、チーム全体の団結力が自然と高まる。
- 2.評価や処遇の基準を明確にし、誰に対しても同じ基準で判断する姿勢が部下からの信頼につながる。
- 3.公正さとは全員を一律に同じように扱うことであり、個々の状況や成果の違いを考慮する余地はない。
- 4.公正な判断は感覚的なものであるため、評価基準をあえて言語化する必要はない。
解説
正解は選択肢2である。評価や処遇の基準を明確にし、誰に対しても同じ基準で判断する姿勢は、部下が納得感を持って働くための土台となり、マネジャーへの信頼を支える。選択肢1は誤りで、気心の知れた部下を優先すればえこひいきと受け取られ、他の部下の不満や団結力低下を招きかねない。選択肢3は誤りで、公正さは全員を杓子定規に同一に扱うことではなく、状況や成果の違いを踏まえたうえで納得できる基準に基づき判断することを指す。選択肢4も誤りで、評価基準を言語化しないまま感覚だけで判断すれば恣意的とみなされやすく、基準を明示することこそが公正さを担保する。実務上、評価基準の透明性は部下のモチベーションや職場の心理的安全性に直結し、マネジャーの発言や指示への説得力を左右する重要な要素となる。