【問129】ビジネス実務法務検定3級 練習問題|会社の種類
商法・会社法 問9/40難易度B(標準)
問題文
会社法上の会社の種類に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.会社法は、株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4種類を規定している
- 2.合名会社の社員は、すべて有限責任社員である
- 3.合資会社の社員は、すべて無限責任社員である
- 4.合同会社の社員は、すべて無限責任社員である
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅
会社法第2条1号は会社を株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4種類と定めます。
選択肢2 → ❌
合名会社は無限責任社員のみで構成されます(会社法第576条2項)。
選択肢3 → ❌
合資会社は無限責任社員と有限責任社員で構成されます(会社法第576条3項)。
選択肢4 → ❌
合同会社は有限責任社員のみで構成されます(会社法第576条4項)。
背景知識
会社法第2条1号は会社を4種類に分類します。株式会社は出資者(株主)が株式を保有し、有限責任を負います。合名会社は無限責任社員のみで構成され、家族経営の小規模事業に向きます。合資会社は無限責任社員と有限責任社員の双方を含む混合形態です。合同会社(LLC)は2006年会社法で新設され、有限責任性とパートナーシップ的柔軟性を併せ持ちます。株式会社以外の3種類を持分会社といい、出資持分の譲渡には他の社員全員の承諾が原則必要です(会社法第585条)。出資者を「株主」と呼ぶのは株式会社のみで、持分会社では「社員」と呼びます。
学習アドバイス
4種類の会社の責任形態(無限/有限)と社員構成を表で整理しましょう。「名=無限のみ、資=混合、同=有限のみ、株=有限のみ」と覚えると効率的です。
まとめ
- 会社は株式・合名・合資・合同の4種類
- 株式会社以外は持分会社と総称
- 責任形態の違いが重要なポイント