【問302】個人情報保護士 練習問題|アンチウイルス・エンドポイント保護
情報セキュリティ 問122/130難易度A(易しい)
問題文
エンドポイント保護ソリューション(アンチウイルス・マルウェア対策)の役割として、最も正確なものはどれか。
- 1.ファイアウォールを導入していれば、端末側の対策は不要である。
- 2.導入すればマルウェア感染を100%完全に防止できる。
- 3.通信を遮断してネットワークを分離することが主目的である。
- 4.既知のマルウェアに加え、未知の脅威も検知できる。
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
ファイアウォールは通信の制御を担い、端末上で実行される不正プログラムの検知・駆除は担わない。守る層が異なるため、どちらか一方では足りない。
選択肢2 → ❌誤り
完全な防止は不可能であり、検知をすり抜ける脅威は常に想定される。多層防御の一部として位置づけるのが正しい理解である。
選択肢3 → ❌誤り
通信の遮断や分離はファイアウォールやネットワーク機器の役割。エンドポイント保護の主目的は端末上のマルウェアの検知と駆除である。
選択肢4 → ✅正解
パターンファイルによる既知マルウェアの検出・駆除に加え、振る舞い検知や機械学習によって未知の脅威にも対応する製品が主流である。
背景知識
PCやサーバなどのエンドポイントは、利用者の操作を介してマルウェアに感染するリスクが高く、攻撃者にとって最初の足がかりになりやすい。エンドポイント保護は、その端末上で不正プログラムを検知・駆除する防御層を担う。個人情報保護委員会のガイドラインでも、対策ソフトウェアの導入と最新状態の維持が技術的安全管理措置として挙げられている。ただし単独で万能なわけではない。
学習アドバイス
エンドポイント保護・ファイアウォール・ネットワーク層の対策は、それぞれ守る層が違うと整理して覚える。試験では「多層防御の一部」という位置づけを問う出題が多い。
まとめ
- エンドポイント保護は既知・未知いずれのマルウェアにも対応する
- 振る舞い検知や機械学習による検査機能を備える
- ファイアウォールとは守る層が異なり併用が前提