【問120】マイナンバー実務検定3級 練習問題|上書き規定の理解
特定個人情報保護 問40/40難易度C(難しい)
問題文
番号法による個人情報保護法の上書き規定について、最も適切なものはどれか。
- 1.番号法は個人情報保護法の規定をすべて上書きする
- 2.番号法に特別の定めがある事項のみ上書きされる
- 3.番号法は個人情報保護法をまったく上書きしない
- 4.上書き規定は事業者が任意に選択できる
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
番号法は個人情報保護法の規定をすべて上書きするわけではなく、特定個人情報固有のリスクに応じた事項のみを修正します。
選択肢2 → ✅正解
特定個人情報については、番号法に特別の定めがある事項(利用範囲の限定、提供制限、安全管理措置の強化等)は番号法が適用され、番号法に規定がない事項は個人情報保護法の規定が補完的に適用されます。
選択肢3 → ❌誤り
番号法は個人情報保護法に対する特別法として、いくつかの上書き規定を持っています。
選択肢4 → ❌誤り
法令の適用関係は法律により定まっており、事業者の任意で選択できるものではありません。
背景知識
番号法は個人情報保護法の特別法であり、特定個人情報の取扱いに関しては番号法が優先的に適用されます。番号法が特に定めている事項は、利用範囲の限定(社会保障・税・災害対策の3分野)、本人同意の効力制限、提供制限、安全管理措置の強化、特定個人情報保護評価制度等です。一方、これらに該当しない一般的事項(利用目的の特定、本人開示請求、漏えい等報告等)は個人情報保護法が適用されます。両法の関係を正しく理解することが、特定個人情報の適正な取扱いの基礎となります。
学習アドバイス
番号法と個人情報保護法の関係は試験を通じた最重要論点。「特別法と一般法」「上書きの範囲」を体系的に理解しましょう。
まとめ
- 番号法に特別の定めがある事項は番号法を適用
- 規定がない事項は個人情報保護法が適用
- 利用範囲・提供制限・安全管理措置等が番号法の特例