【問160】個人情報保護実務検定 練習問題|仮名加工と匿名加工の違い
本人の権利・漏えい対応 問40/40難易度C(難しい)
問題文
仮名加工情報と匿名加工情報の違いについて、最も適切なものはどれか。
- 1.仮名加工は原則提供禁止、匿名加工は提供可能
- 2.両者は同じ概念で、加工の程度に違いはない
- 3.仮名加工情報の方が匿名加工情報より加工度が高い
- 4.両者とも本人同意なしで自由に第三者提供できる
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅
仮名加工情報は「他の情報と照合しない限り」本人特定不可で、なお個人情報的性質を持つため第三者提供は原則禁止。匿名加工情報は復元不可能まで加工されるため第三者提供可(項目・方法の公表義務付き)。
選択肢2 → ❌
両者は加工度・取扱いルールが大きく異なる別概念。
選択肢3 → ❌
匿名加工情報の方が加工度が高い(復元不可レベル)。仮名加工は照合可能性が残る。
選択肢4 → ❌
仮名加工は第三者提供原則禁止。
背景知識
両者の違いを整理:(1)加工度:仮名加工<匿名加工(復元可能性の差)、(2)第三者提供:仮名加工は原則禁止/匿名加工は可(公表付き)、(3)利用目的:仮名加工は変更自由(公表義務)/匿名加工は概念的に該当しない、(4)本人請求権:両者とも適用除外、(5)識別行為禁止:両者とも禁止、(6)安全管理:両者とも必要、特に加工方法等情報の管理が重要、(7)主たる用途:仮名加工は内部分析・研究/匿名加工は外部流通・データ取引。事業者は目的に応じて使い分ける。
学習アドバイス
3級では両者の違いを表形式で整理して覚えよう。「内部利用=仮名加工」「外部流通=匿名加工」が基本イメージ。
まとめ
- 仮名加工は照合可能性あり、第三者提供原則禁止
- 匿名加工は復元不可、第三者提供可(公表付き)
- 内部分析と外部流通という用途の違い