【問1】個人情報保護実務検定 練習問題|個人情報保護法の目的
個人情報保護法の基礎 問1/40難易度A(易しい)
問題文
個人情報保護法第1条に規定される本法律の目的として、最も適切なものはどれか。
- 1.個人情報の利活用を最優先することにより、産業の発展を促進すること
- 2.個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること
- 3.個人情報を一切外部に開示させないことにより、プライバシーを完全に守ること
- 4.国家による個人情報の管理を一元化し、行政効率を向上させること
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
個人情報保護法は利活用を最優先する法律ではなく、個人の権利利益の保護と有用性の調和を図ることを目的としています。
選択肢2 → ✅正解
法1条は「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること」を目的として明記しています。両者のバランスが重要です。
選択肢3 → ❌誤り
個人情報の一切の開示を禁じる法律ではありません。本人同意や法令に基づく場合など適切な利用は認められています。
選択肢4 → ❌誤り
国による一元管理を目的とする法律ではなく、民間事業者を中心に個人情報の適正な取扱いを義務付ける法律です。
背景知識
個人情報保護法1条は、本法律の目的として「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること」を掲げています。これは、デジタル社会において個人情報の利活用が経済発展に不可欠である一方、個人のプライバシー等の権利利益を侵害する危険性も増大していることから、両者のバランスを図ることを目指したものです。令和4年4月施行の改正法では、本人の権利が一層強化され、個人の権利利益保護の側面がより重視されるようになりました。
学習アドバイス
1条の目的規定は試験で頻出です。「有用性」と「権利利益保護」のバランスというキーワードを必ず押さえましょう。極端な選択肢(一切禁止、最優先など)は誤りであることが多いです。
まとめ
- 個人情報保護法1条の目的は「有用性への配慮」と「権利利益の保護」の調和
- 一方を最優先する法律ではない
- 令和4年改正で本人の権利が強化された