【問209】eco検定 練習問題|バイオーム
地球の基礎知識と生態系 問27/27難易度A(易しい)
問題文
地球上の大規模な生態系区分を示す『バイオーム』の主な決定要因は何か。
- 1.気候(特に気温と降水量)
- 2.土壌の種類と鉱物成分
- 3.地形と標高
- 4.人間の過去の土地利用の歴史
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解
バイオームの相観は主に年平均気温と年降水量で決まる。気温が下がる順に熱帯多雨林・照葉樹林・夏緑樹林・針葉樹林・ツンドラ、降水量が減る順に熱帯多雨林・雨緑樹林・サバンナ・砂漠と変化する。
選択肢2 → ❌誤り
土壌の違いは局所的な植生に影響するが二次的な要因。そもそも土壌の性質自体が気温と降水量に強く左右されて形成される。
選択肢3 → ❌誤り
標高が上がるとバイオームが変わるのは事実だが、それは標高に伴って気温が下がるためであり、結局は気候を介した効果。同じ標高でも気候帯が違えばバイオームは異なる。
選択肢4 → ❌誤り
人間活動はバイオームを撹乱・改変する要因ではあるが、どのバイオームが成立しうるかを決めているのは気候である。
背景知識
バイオーム(生物群系)は、気候条件に対応した大規模な生態系の型です。緯度や気候帯が似ていれば、大陸が違っても似た植生と動物相が現れます。熱帯多雨林、照葉樹林、夏緑樹林、サバンナ、砂漠、針葉樹林(タイガ)、ツンドラなどが主要な型で、年平均気温と年降水量を2軸にとった図で整理されます。
学習アドバイス
バイオームは『地球規模の生態系タイプ』。年平均気温を横軸、年降水量を縦軸にとった分布図を頭に入れると一気に整理できます。
まとめ
- バイオームは主に気候(年平均気温と年降水量)で決まる大規模な生態系
- 同じバイオーム型は異なる大陸でも似た特徴を示す
- 標高による違いも、気温の変化を介した気候要因である