【問145】eco検定 練習問題|汚染者負担原則(PPP)
環境政策の原則・法体系・アセスメント 問1/22難易度B(標準)
問題文
環境政策における「汚染者負担原則(PPP)」の考え方に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.汚染者負担原則とは、環境汚染の被害を受けた住民が、原因者に代わって浄化費用を負担するという考え方である。
- 2.汚染者負担原則とは、環境汚染を生じさせた者が、その防止や除去にかかる費用を負担すべきという考え方である。
- 3.汚染者負担原則とは、国が汚染防止にかかる費用のすべてを税金でまかない、事業者の負担をなくすという考え方である。
- 4.汚染者負担原則とは、汚染物質を排出した量にかかわらず、業種ごとに一律の金額を負担するという考え方である。
解説
正解は2。汚染者負担原則(PPP)とは、環境汚染を生じさせた者が、その防止や汚染の除去にかかる費用を自ら負担すべきであるという考え方であり、汚染防止のコストを社会全体や被害者に転嫁させないための基本的な原則として位置づけられている。この原則には、汚染対策の費用を製品やサービスの価格に反映させ、環境への負荷が小さい選択が経済的にも有利になるようにするという意味もある。1は被害を受けた住民が費用を負担するとしており、費用を負担する主体が逆転しているため誤り。3は国が税金ですべての費用をまかない事業者の負担をなくすとしており、汚染者自身が負担するという原則の趣旨に反するため誤り。4は排出量にかかわらず業種ごとに一律の金額を負担するとしているが、汚染の原因や程度に応じて負担を求めるという考え方と異なるため誤り。