【問122】eco検定 練習問題|産業廃棄物のマニフェスト制度
循環型社会と廃棄物・3R 問22/22難易度B(標準)
問題文
産業廃棄物の処理に関して用いられるマニフェスト制度についての記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.産業廃棄物の処理を委託する相手方の業者を、国が排出事業者ごとに指定して割り当てる制度である。
- 2.産業廃棄物の排出量に応じた金額を、排出事業者があらかじめ積み立てて納付する制度である。
- 3.産業廃棄物の最終処分場を新たに設ける際に、周辺の地域住民の同意を得る手続を定めた制度である。
- 4.排出事業者が委託した産業廃棄物について、収集運搬から処分までの流れを伝票で確認する制度である。
解説
正解は4。マニフェスト制度は、産業廃棄物を排出した事業者が処理を委託する際に、収集運搬業者や処分業者との間で伝票(産業廃棄物管理票)をやり取りし、廃棄物が委託した内容どおりに収集運搬・処分されたかを確認できるようにする仕組みである。排出事業者の処理責任を実効あるものにし、不適正処理を防ぐ役割を果たす。
1は誤り。委託する処理業者は排出事業者が許可を受けた業者の中から自ら選んで契約するものであり、国が割り当てる仕組みではない。2は誤り。マニフェスト制度は金銭の積立てや納付を求めるものではなく、廃棄物の流れを書面で確認するための仕組みである。3は誤り。処分場の設置をめぐる周辺住民との調整はマニフェスト制度とは別の話であり、この制度は委託後の廃棄物の追跡を目的としている。
伝票によって廃棄物の流れを追跡できる点がこの制度の核心である。