eco検定と福祉住環境コーディネーターの併願|日程も形式も同じ
eco検定(環境社会検定試験)と福祉住環境コーディネーター検定は、どちらも東京商工会議所が実施する検定です。2026年度第2シーズンにあたる第41回(eco検定)・第57回(福祉住環境コーディネーター2・3級)は、試験期間・申込期間がまったく同じ日程で実施されます。申し込みのタイミングを1本のスケジュールで管理でき、しかも試験時間・合格基準・受験方式といった形式面までほぼ共通のため、同一シーズンでの併願は組みやすい組み合わせといえます。一方で、扱うテーマは環境と住環境でまったく重ならないため、学習量は素直に2つ分かかる点も先に押さえておく必要があります。
試験期間・申込期間が完全に一致している
東京商工会議所の公式サイト(2026年8月確認)によると、2026年度第2シーズンの日程は次の通りです。
| 検定 | 試験期間 | 申込期間 |
|---|---|---|
| eco検定 第41回 | 2026年11月12日(木)〜12月3日(木) | 2026年10月9日(金)10:00〜10月20日(火)18:00 |
| 福祉住環境コーディネーター 第57回(2・3級) | 2026年11月12日(木)〜12月3日(木) | 2026年10月9日(金)10:00〜10月20日(火)18:00 |
試験期間・申込期間ともに1日のズレもなく同一です。同じ期間内に2つの受験日を確保できるため、「10月に申し込み、11月から12月にかけて両方を受ける」という計画が立てられます。
なお、同じ東商検定でもビジネス実務法務検定第60回・ビジネスマネジャー検定第24回は別のウィンドウ(試験期間2026年10月22日〜11月9日、申込期間2026年9月16日〜9月29日)で実施されます。この2つを含めて考えている場合は、申込期間が1か月近く早いことになるため、日程を混同しないよう注意してください。
試験の形式まで同じなので、段取りを一度覚えれば流用できる
この2つは日程が同じというだけでなく、試験の形式そのものがほぼ共通です。東京商工会議所公式サイト(2026年8月確認)で両方の試験要項を確認すると、次のように並びます。
| 項目 | eco検定 | 福祉住環境コーディネーター2級 |
|---|---|---|
| 受験方式 | IBT/CBT | IBT/CBT |
| 出題形式 | 多肢選択式 | 多肢選択式 |
| 試験時間 | 90分 | 90分 |
| 合格基準 | 100点満点とし70点以上 | 100点満点とし70点以上 |
| 受験資格 | 制限なし | 制限なし |
| 受験料(税込) | IBT 5,500円 | IBT 7,700円 |
| CBT利用料(税込) | 別途 2,200円 | 別途 2,200円 |
受験料以外は横並びです。受験方式の選び方(自宅のパソコンで受けるか、テストセンターへ行くか)も、時間配分の感覚も、70点を取りにいくという目標設定も、片方で身につけたものがそのままもう片方に使えます。IBTの受験環境を一度整えてしまえば、2つ目の受験はその繰り返しになるということです。
費用は2件分が別々にかかります。IBT方式で両方受けるなら受験料の合計は13,200円(税込)で、CBT方式を選ぶ場合はこれに1件あたり2,200円(税込)の利用料が加わります。申込期間が始まる前に見込んでおくとよいでしょう。
なお、福祉住環境コーディネーターは2級から受験でき、2級・3級の併願受験も可能とされています。金額・要項は変更されることがあるため、申し込み前には必ず東京商工会議所の公式サイトで最新の内容をご確認ください。
eco検定の学習範囲は環境分野の全体像
eco検定の出題範囲は「公式テキスト(最新版)の知識と、それを理解したうえでの応用力」とされ、最近の時事問題から出題される場合もあると公式に記載されています。公式テキストは『改訂10版 環境社会検定試験®eco検定公式テキスト』(日本能率協会マネジメントセンター/2025年2月3日発行/B5判288頁/本体2,600円+税)で、章立ては第1章 持続可能な社会に向けて、第2章 地球を知る、第3章 環境問題を知る、第4章 持続可能な社会に向けたアプローチ、第5章 各主体の役割・活動、第6章 エコピープルへのメッセージ、の6章構成です。演習用には『2026年版 環境社会検定試験®eco検定公式問題集』(同社)があります。
なお、問題数や分野ごとの配点は公式に公表されていません。「この章がよく出る」といった情報は検証のしようがないため、特定の章にヤマを張るのではなく、6章すべてを一巡させる進め方が現実的です。
合格率は回によって動く前提で考える
東京商工会議所公式サイト(2026年8月確認)の受験者データによると、eco検定の合格率は第36回58.3%、第37回58.5%、第38回55.9%、第39回53.6%で、年度計では2024年度58.4%、2025年度54.7%でした。5割台後半から5割台前半へと推移していますが、次回がこの範囲に収まるかどうかは誰にも分かりません。目標は「合格率何%だから大丈夫」ではなく、公式が定める70点を安定して超えられる状態に置くのが妥当です。
参考までに、同じ東商検定のビジネスマネジャー検定は直近4回の合格率が23.3%〜74.8%と大きく変動しています。回ごとのブレは検定によって幅が違う、という前提で見ておいてください。
申込期間は約12日間しかない
申込期間は2026年10月9日(金)10:00〜10月20日(火)18:00の約12日間です。試験期間が11月12日から12月3日までと3週間ほどあるのに対し、申し込みの窓は短く、しかも2検定分の手続きが必要になります。CBT方式でテストセンター受験を選ぶ場合は会場の予約枠も絡むため、期間の後半に回さず早めに動くのが安全です。
学習の入り口として、当サイトではeco検定のオリジナル練習問題200問を1問1ページ・全問解説つきで無料公開しています。10分野の分野別ページも用意しているので、気候変動の分野や生物多様性の分野のように、章ごとに区切って進めることもできます。仕上げには本番形式テストや模擬試験 第1回もご利用ください。なお、当サイトの200問・模試50問という数は当サイト独自のもので、本試験の出題数を示すものではありません。福祉住環境コーディネーター側はこちらのページにまとめています。