【問162】ビジネスマネジャー検定 練習問題|プロダクト・イノベーションとプロセス・イノベーション
マーケティング・イノベーションと財務の基礎 問16/16難易度B(標準)
問題文
「プロダクト・イノベーション」と「プロセス・イノベーション」の違いに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.プロダクト・イノベーションは製品やサービスそのものを新しくする変化であり、プロセス・イノベーションはそれを生み出す仕組みや手順を新しくする変化である
- 2.プロダクト・イノベーションは既存事業の改善を指す変化であり、プロセス・イノベーションは新規事業への挑戦を指す変化であって、両者は対象が既存か新規かで区別される
- 3.プロダクト・イノベーションは組織の内部だけで完結する変化であり、プロセス・イノベーションは顧客を巻き込んで進める変化であって、両者は関与する範囲で区別される
- 4.プロダクト・イノベーションは短期間で実現できる変化であり、プロセス・イノベーションは長期間を要する変化であって、両者は実現までの期間で区別される
解説
正解は選択肢1。プロダクト・イノベーションは、顧客に提供する製品やサービスそのものを新しくする変化を指し、プロセス・イノベーションは、それらを生み出したり届けたりするための仕組み・手順・方法を新しくする変化を指す。両者はどちらか一方だけが重要というものではなく、組み合わさって成果につながることも多い。選択肢2は、両者を「既存事業の改善」と「新規事業への挑戦」という別の対立軸に置き換えており、プロダクト・プロセスという区分の説明になっていない。選択肢3は、両方とも組織内外のどちらかに限定される根拠がなく、恣意的な線引きである。選択肢4も、実現までの期間の長短で両者を区別する考え方ではない。マネジャーとしては、自部門の取り組みが製品・サービス自体の変化なのか、それを生み出す仕組みの変化なのかを意識して整理すると、狙いや評価基準を検討しやすくなる。