【問91】ビジネスマネジャー検定 練習問題|集団とチームの違い
チームのマネジメントと企業組織論 問1/14難易度A(易しい)
問題文
単なる「集団」と、マネジメントの対象としての「チーム」との違いを説明したものとして、最も適切なものはどれか。
- 1.チームとは同じ場所に一定人数が集まっている状態を指し、目的の共有までは求められない
- 2.チームは共通の目的を持ち、達成に向けて各メンバーが役割を分担しながら互いに影響し合う集まりである
- 3.チームは年齢や社歴が近く価値観の似たメンバーだけで構成される点において、単なる集団と区別される
- 4.チームは全員が同じ業務を同じやり方で担当することにより、責任の所在を分散させる集まりである
解説
正解は選択肢2。チームは、単に人が集まっているだけの集団とは異なり、共通の目的を持ち、その達成に向けてメンバーそれぞれが役割を分担し、互いの行動が結果に影響し合う相互依存の関係にあるという点に特徴がある。選択肢1は、同じ場所に集まっている状態を条件としており、目的の共有という最も重要な要素を欠いている。単なる人の集合はチームとは呼べない。選択肢3は、年齢や社歴の近さ、価値観の似通いを構成の条件にしているが、チームの本質は構成メンバーの同質性ではなく目的と役割分担にあり、年齢も立場も異なるメンバーで構成されるチームも当然に成立する。選択肢4は、全員が同じ業務を同じやり方で担当し責任を分散させるとしているが、実際のチームは役割分担によって責任の所在を明確にし、各人が異なる貢献を果たすことで全体の成果を高める。マネジャーは、担当業務を割り振るだけでなく、共通の目的を言語化し共有させることでチームを機能させる必要がある。