【問21】ビジネスマネジャー検定 練習問題|緊急度と重要度によるマトリクス
マネジャー自身のマネジメントとコミュニケーション 問1/26難易度B(標準)
問題文
マネジャーの時間管理において、「重要度」と「緊急度」の2軸で業務を4つに分類する考え方がある。この分類法の活用について、最も適切なものはどれか。
- 1.緊急度の高い業務は重要度も高いとみなしてよいため、期限の近い仕事から順に着手していけばよい
- 2.重要だが緊急でない業務は後回しにしても支障がないため、緊急な業務が片付いてから着手すればよい
- 3.重要度が高く緊急度が低い業務にも意識的に時間を割り当て、突発的な対応に追われる状態を防ぐことが望ましい
- 4.重要度も緊急度も低い業務は部下に任せず、マネジャー自身がすき間時間に処理するのが効率的である
解説
正解は選択肢3。重要度は高いが緊急度が低い業務(計画立案や人材育成、関係構築など)は、放置すると期限が迫ってから慌てて対応することになりやすい。日頃から意識的に時間を確保しておくことで、突発的な緊急対応に追われ続ける悪循環を防ぐことができる。
選択肢1は誤り。緊急度の高さと重要度の高さは一致するとは限らず、緊急だが重要度の低い依頼に振り回されると本来注力すべき業務が圧迫される。選択肢2は誤り。重要だが緊急でない業務を先送りし続けると、いずれ緊急かつ重要な問題として噴出しやすい。選択肢4は誤り。重要度も緊急度も低い業務こそ委任や簡略化・削減の検討対象であり、マネジャー自身が抱え込む必要はない。
実務では、この分類を用いて自分のスケジュールを定期的に棚卸しし、緊急対応に費やす時間の割合を減らしていくことが、中長期的な成果と自身の負荷軽減の両方につながる。