【問176】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|住宅改修費の支給手続き
介護保険と住宅改修 問6/15難易度B(標準)
問題文
介護保険の住宅改修費の支給手続きに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.住宅改修費の支給を受けるには、工事着工前に市町村へ事前申請を行い、工事完了後に支給申請を行う必要がある。
- 2.支給方法は現物給付が原則であり、利用者が費用を立て替えることはない。
- 3.事前申請をせずに工事を完了した場合でも、領収書があれば必ず支給される。
- 4.受領委任払いの取扱いは、法律によりすべての市町村に義務づけられている。
解説
介護保険の住宅改修費は、工事着工前に市町村へ事前申請を行うことが必須であり、工事完了後に領収書等を添えて支給申請を行うという二段階の手続きをとる。したがって選択肢1が適切である。支給は、利用者がいったん費用の全額を支払い、後から保険給付分の払い戻しを受ける償還払いが原則であり、現物給付が原則とする選択肢2は誤り。事前申請を経ずに行った工事は原則として支給の対象とならないため、選択肢3も誤りである。利用者の一時的な立替負担を軽減する受領委任払い(保険給付分を事業者が直接受け取る方式)を認める市町村もあるが、すべての市町村に義務づけられた仕組みではないため、選択肢4も誤りである。