【問158】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ティルト&リクライニング車いす
福祉用具 問8/20難易度C(難しい)
問題文
ティルト&リクライニング機構付き車いすに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.リクライニング機構とは、座面と背もたれの角度を保ったまま全体を後方に傾ける機構のことである。
- 2.ティルト機構は座面と背もたれの角度を保ったまま全体を後方へ傾けるもので、体圧の分散や姿勢の保持に役立つ。
- 3.ティルト&リクライニング機構は、自走のスピードを高めることを目的とした機構である。
- 4.座位姿勢を自力で長時間保持できる人ほど、ティルト&リクライニング機構の必要性が高い。
解説
ティルト機構は、座面と背もたれのなす角度を保ったまま座席全体を後方へ傾ける機構である。骨盤が前に滑るずれを起こさずに上体を後傾でき、臀部に集中する体圧を背中側へ分散できるため、自力で座位を保持しにくい人の姿勢保持と体圧分散に役立ち、この記述が正しい。背もたれのみの角度を変えて倒すのがリクライニング機構であり、全体を傾けるという説明は両機構を取り違えており誤り。これらの機構は姿勢の保持・変換と体圧分散のためのものであり、自走の高速化を目的とするという記述は誤り。必要性が高いのは座位保持が困難な人であって、自力で保持できる人ほど必要という記述は対象者の考え方が逆であり誤りである。