【問153】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|歩行補助杖の構造
福祉用具 問3/20難易度B(標準)
問題文
歩行補助のための杖に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.ロフストランド・クラッチは前腕を支えるカフがあるため、握力の強い人でなければ使用できない。
- 2.ロフストランド・クラッチは、前腕を支えるカフと手で握るグリップの2か所で身体を支持する。
- 3.T字杖は最も一般的な杖であり、ある程度の握力とバランス能力のある人に用いられる。
- 4.プラットホームクラッチは、前腕を水平な台に載せて体重を支える構造である。
解説
ロフストランド・クラッチは、手で握るグリップに加えて前腕を支えるカフを備え、カフとグリップの2か所で荷重を分散して支持する杖である。握力だけに頼らず前腕でも支えられるため、むしろ握力が弱い人に適した杖であり、握力の強い人でなければ使えないとする記述は特徴を逆に捉えており最も不適切である。カフとグリップの2点支持という構造の記述は適切である。T字杖が最も一般的で、杖を把持する握力と立位バランスがある程度保たれた人に用いられるという記述も適切である。プラットホームクラッチが前腕を水平な台に載せて支える構造であり、手関節に負担をかけられない関節リウマチの人などに適するという知識も正しい。