【問152】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|多点杖の特徴
福祉用具 問2/20難易度A(易しい)
問題文
多点杖(四点杖など)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.多点杖は、砂利道などの不整地で最も効果を発揮する。
- 2.多点杖は、狭い踏面にも杖先を載せやすいため階段の昇降に最も適している。
- 3.多点杖は支持面が広く安定性が高いため、平地での使用に有効である。
- 4.多点杖はT字杖よりも軽量であるため、主に携帯のしやすさを目的に選ばれる。
解説
多点杖は杖先が3〜4点などに分かれており、T字杖よりも支持面(支持基底面)が広く、杖自体が自立するほど安定性が高い。このため支持性を必要とする人の平地歩行に有効であり、この記述が正しい。不整地では複数の杖先が同時に均等に接地せず、かえって杖がぐらついて不安定になるため、不整地で最も効果を発揮するという記述は誤り。階段でも同様に、狭い踏面にすべての杖先を確実に載せることが難しく不安定になるため、階段に最も適するという記述は誤りである。多点杖は構造上T字杖より重くなる傾向があり、選定の目的は携帯性ではなく安定した支持性であるから、選択肢4も誤りである。