【問148】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|キッチンの収納計画
場所別の住環境整備 問28/30難易度C(難しい)
問題文
高齢者に配慮したキッチンの収納・配置計画に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.使用頻度の高い物は、かがんだり背伸びしたりせずに出し入れできる高さに収納する。
- 2.吊り戸棚の最上段は落下しても当たりにくく安全であるため、毎日使う食器の収納場所として最も適している。
- 3.冷蔵庫・シンク・加熱機器の間の移動距離が短くなるよう、機器の配置を工夫する。
- 4.重い鍋などの調理器具は、持ち上げる距離が小さくて済む位置に収納する。
解説
吊り戸棚の最上段は、高齢者にとって背伸びや踏み台の使用が必要となる位置であり、バランスを崩しての転倒や物の落下による事故の危険が大きい。毎日使う食器の収納場所として最も適しているとする記述は、使用頻度の高い物ほど出し入れしやすい高さに置くという収納計画の基本に反しており、最も不適切である。使用頻度の高い物を無理のない姿勢で出し入れできる高さに収納するという記述は基本そのものであり適切である。調理の主要な動線となる冷蔵庫・シンク・加熱機器の間の移動を短くする配置の工夫も、身体的負担の軽減として適切である。重い調理器具を持ち上げる距離が小さい位置に収納することも、落下事故や身体への負担を減らす適切な方法である。