【問145】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|キッチンのひざ入れスペース
場所別の住環境整備 問25/30難易度B(標準)
問題文
いす座や車いすで調理を行うキッチンの計画に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.カウンターやシンクの下部にひざ入れスペースを設け、座ったまま作業できるようにする。
- 2.カウンターの下部はすべて収納として活用し、作業は立位で行うことを前提に計画する。
- 3.シンクは深いものほど水はねが少ないため、車いすで使用するキッチンに適している。
- 4.調理は介助者が行うものと考え、本人がキッチンを使うことは想定しなくてよい。
解説
いすや車いすに座って調理をするには、身体をカウンターやシンクに十分近づける必要があり、カウンター下部にひざ(下肢)が入るスペースを確保することが計画の基本となるため、この記述が正しい。下部をすべて収納でふさいで立位作業を前提とする記述は、座位での作業を不可能にするため誤り。シンクが深いと底に手が届きにくくなるうえ、シンク下のひざ入れ空間を圧迫して車いすで近づけなくなるため、深いほど適するという記述は誤り。調理を続けることは本人の生活の自立や意欲の維持につながる重要な活動であり、本人の使用を想定しなくてよいとする記述も住環境整備の考え方として誤りである。