【問144】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|浴室整備の総合
場所別の住環境整備 問24/30難易度C(難しい)
問題文
浴室の住環境整備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.洗い場にすのこを敷くことは、出入口の段差を小さくする方法の一つである。
- 2.浴室出入口の段差解消には、排水溝を設けてグレーチングをかぶせる方法が有効である。
- 3.浴槽は身体を最大限に伸ばせることが重要であるため、外形長さ1100〜1300mmよりも長い洋式浴槽が高齢者には最適である。
- 4.浴室内での転倒を防ぐため、床は濡れても滑りにくい仕上げとする。
解説
浴槽が長すぎると、入浴姿勢をとったときに足裏が浴槽壁に届かず、身体が湯の中で滑って沈み込みやすくなり、姿勢が不安定になって危険である。高齢者には足裏が壁に届いて姿勢が安定する外形長さ1100〜1300mm程度の和洋折衷式浴槽が適しており、より長い洋式浴槽を最適とする記述が最も不適切である。すのこの設置は洗い場の床面を上げて出入口段差を小さくする方法として適切である。出入口部分に排水溝を設けてグレーチングをかぶせる方法も、水の流出を防ぎながら床面をそろえる有効な段差解消策であり適切である。濡れても滑りにくい床仕上げとすることも、浴室の転倒防止の基本として適切である。