【問143】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|浴室の水栓と暖房
場所別の住環境整備 問23/30難易度B(標準)
問題文
浴室の安全対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.湯温の急激な変化による熱傷を防ぐため、サーモスタット付き混合水栓を用いる。
- 2.冬季のヒートショック対策として、浴室暖房を設置する。
- 3.浴室内の移動や立ち座り、浴槽の出入りの動作に合わせた位置に手すりを設置する。
- 4.湯温の調節は本人の皮膚感覚に任せればよいため、水栓は湯と水が別々の単水栓のままでよい。
解説
高齢者は皮膚の温度感覚が鈍くなっていることがあり、熱い湯が急に出ても気づくのが遅れて熱傷を負う危険がある。湯温の調節を本人の皮膚感覚に任せて湯・水別々の単水栓のままでよいとする記述は、この危険への対策を欠いており最も不適切である。設定温度の湯を安定して供給できるサーモスタット付き混合水栓を用いるという記述は、熱傷防止の基本的な対策として適切である。浴室暖房の設置は、冬季の浴室と居室の温度差による血圧の急変動(ヒートショック)を防ぐ対策として適切である。移動・立ち座り・浴槽出入りといった動作の流れに合わせて手すりを設置することも、浴室内の転倒防止として適切である。