【問137】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|脱衣室の暖房
場所別の住環境整備 問17/30難易度A(易しい)
問題文
脱衣室の環境整備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.脱衣室は滞在時間が短いため、暖房を設ける必要はない。
- 2.入浴前後の急激な温度変化によるヒートショックを防ぐため、脱衣室に暖房を設ける。
- 3.居室と脱衣室の温度差は大きいほど血行が促進されるため、高齢者には望ましい。
- 4.暖房設備を設けるよりも、衣服を素早く着脱する習慣をつけて対応するのが基本である。
解説
冬季の脱衣室が寒いと、衣服を脱いだ際に血圧が急変動し、浴槽内での意識障害や心筋梗塞・脳血管障害などにつながるヒートショックの危険が高まる。これを防ぐため脱衣室に暖房を設けて居室や浴室との温度差を小さくすることが基本的な整備であり、この記述が正しい。滞在時間が短いことは裸になる場所の寒さの危険を打ち消す理由にならず、暖房不要とする記述は誤り。温度差が大きいほど血行が促進されて望ましいという記述は、ヒートショックの危険をむしろ高める内容であり誤り。素早い着脱の習慣で対応するという記述も、身体機能の低下した高齢者に負担を強いるだけで環境側の対策になっておらず誤りである。