【問129】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|階段の勾配と滑り止め
場所別の住環境整備 問9/30難易度C(難しい)
問題文
高齢者に配慮した階段の計画に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.階段の勾配は急なほうが段数が少なくなるため、高齢者には急勾配の階段が適している。
- 2.階段の勾配はできるだけ緩やかにし、踏面の端部はノンスリップで滑り止めと段の明示を行う。
- 3.ノンスリップは踏面から大きく突出させて取り付けるほど、滑り止めの効果が高まり安全である。
- 4.階段は昼間しか使わない前提でよく、照明や足元灯を特に計画する必要はない。
解説
高齢者に配慮した階段では、勾配をできるだけ緩やかにして1段ごとの昇降負担を減らすとともに、踏面の端部(段鼻)にノンスリップを設けて滑りを防ぎ、同時に段の位置を視覚的に明示することが基本であり、この記述が正しい。急勾配の階段は段数が減っても1段の負担と転落の危険が大きく、高齢者に適するという記述は誤り。ノンスリップを踏面から大きく突出させると、つま先が引っ掛かってかえってつまずきの原因となるため、突出させるほど安全という記述も誤り。夜間にトイレなどへ移動する際に階段を使うことも想定されるため、照明や足元灯を計画しなくてよいとする記述も誤りである。