【問123】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|スロープの勾配
場所別の住環境整備 問3/30難易度B(標準)
問題文
屋外アプローチにスロープを設置する場合に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.スロープの勾配は1/12〜1/15程度を目安とし、可能な限り緩やかにする。
- 2.スロープの勾配は急であるほど距離が短くなるため、高齢者や車いす使用者には急勾配のほうが望ましい。
- 3.勾配1/15は勾配1/12よりも急であるため、設置スペースが限られる場合は1/15を選ぶ。
- 4.スロープを設置した場合、既存の階段は必ず撤去しなければならない。
解説
屋外スロープの勾配は1/12〜1/15程度が目安とされ、車いすの走行や介助の負担を考えると可能な限り緩やかにすることが望ましいため、この記述が正しい。勾配が急になるほど自走の負担や転落・逸走の危険は増すため、急勾配のほうが望ましいとする記述は誤り。勾配は高さ1に対する水平距離の比で表され、1/15は1/12よりも緩やかであるから、1/15を急勾配とする記述は数値の理解を誤っている。また、杖歩行の人にはスロープよりも階段のほうが昇降しやすい場合があり、スロープと階段は併設が望ましいこともあるため、階段を必ず撤去するという記述も誤りである。