【問122】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|玄関まわりの整備
場所別の住環境整備 問2/30難易度A(易しい)
問題文
玄関まわりの住環境整備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.靴の着脱時の立ち座りのために、玄関にベンチやいすを設置する。
- 2.上がり框の昇降時に身体を引き上げられるよう、縦手すりを設置する。
- 3.介助者が付き添う場合や車いすを使う場合も考慮し、靴の着脱や方向転換ができるスペースを確保する。
- 4.式台は昇降の妨げになるため、上がり框の段差が大きい場合でも置かないほうがよい。
解説
式台は上がり框の大きな段差を分割し、一度に昇降する高さを小さくして負担と転倒の危険を減らすための基本的な手段である。したがって「昇降の妨げになるため置かないほうがよい」とする記述は考え方が逆であり、最も不適切である。靴の着脱は片足立ちや前かがみの不安定な姿勢を伴うため、ベンチやいすを置いて座って行えるようにすることは適切である。框の昇降は身体を上下方向に引き上げる動作であるため、縦手すりの設置も適切である。また、介助者の立ち位置や車いすの転回を考慮して玄関に十分なスペースを確保することも、出入りの安全性を高める適切な整備である。