【問119】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|掃き出し窓と屋外への出入り
住環境整備の基本技術 問29/30難易度B(標準)
問題文
掃き出し窓からの屋外への出入りに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.掃き出し窓の窓枠下部(サッシ枠)のわずかな立ち上がりも、高齢者のつまずきや車いすの走行の支障になり得る。
- 2.屋外に面した掃き出し窓の外側にウッドデッキや濡れ縁を設けると、室内外の大きな段差を小さく分割して出入りしやすくできる。
- 3.掃き出し窓からの出入りに支障がある場合でも、住環境整備の検討対象は玄関だけに限られるため、掃き出し窓は改善の対象にならない。
- 4.掃き出し窓からの出入りを車いすで行う場合は、有効開口幅と屋外側の段差処理の両方を確認する必要がある。
解説
住環境整備における屋外への出入り口は玄関に限られず、庭やテラスに面した掃き出し窓を第2の出入口として整備する方法は、玄関まわりの改修が難しい場合の有力な選択肢である。したがって、検討対象が玄関だけに限られるとする記述が不適切である。掃き出し窓のサッシ枠のわずかな立ち上がりでも、すり足歩行の高齢者のつまずきや車いすの前輪の引っ掛かりの原因になるという記述は適切。窓の外側にウッドデッキや濡れ縁を設けて室内外の大きな段差を分割し、出入りしやすくする手法も定番であり適切。車いすで出入りする場合に、通過できる有効開口幅と屋外側の段差処理の両方を確認する必要があるという記述も適切である。