【問118】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|立ち座りしやすいいすの高さ
住環境整備の基本技術 問28/30難易度A(易しい)
問題文
高齢者の立ち座りに配慮したいす・ベンチに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.座面は低いほど立ち上がりやすいため、床に近い高さのいすを選ぶのがよい。
- 2.立ち座りのしやすさに肘掛けの有無は関係しない。
- 3.座面の高さは400mm程度を目安に、座ったときに足の裏全体が床に着く高さに調整すると立ち座りしやすい。
- 4.玄関の靴の着脱には、立ったままの片足立ちが最も安全であり、ベンチやいすを置く必要はない。
解説
いすやベンチの座面高さは400mm程度を目安に、深く腰掛けたときに足の裏全体が床に着き、膝がおおむね直角になる高さに合わせると、立ち上がる際に力が入りやすく安全である。この記述が適切である。座面が低すぎると重心を大きく持ち上げなければならず、かえって立ち上がりが困難になるため、低いほど立ち上がりやすいとする記述は誤り。肘掛けがあると腕の支持を使って立ち座りができ、動作の安定に大きく寄与するため、関係しないとする記述も誤り。加齢により平衡機能が低下した高齢者にとって片足立ちでの靴の着脱は転倒リスクの高い動作であり、玄関にはベンチやいすを置いて座って着脱できるようにするのが基本的な配慮であるため、この記述も誤りである。