【問116】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|車いす使用を前提とした床材選定
住環境整備の基本技術 問26/30難易度B(標準)
問題文
車いすを使用する住まいの床材に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.床材には、車いすのキャスターや駆動輪による傷・へこみに耐えられる耐久性が求められる。
- 2.毛足の長いじゅうたんは車いすの走行抵抗が大きくなるため、車いす使用の部屋には適さない。
- 3.畳は車いすの走行によって表面が傷みやすいため、車いすで常時使用する部屋の床材としては注意が必要である。
- 4.車いすで使用する部屋の床は、滑りやすい仕上げであるほど走行しやすく安全である。
解説
車いすを使用する住まいでも、床は介助者や本人が歩行する場面があるため、滑りやすい仕上げは転倒の危険を高める。滑りやすいほど安全とする記述が不適切である。車いすの床への負担は大きく、キャスターや駆動輪の荷重・回転による傷やへこみに耐える耐久性が床材に求められるという記述は適切。毛足の長いじゅうたんは走行抵抗が大きく駆動の負担になるため車いす使用の部屋には適さないという記述も適切であり、使用するなら毛足の短いものを選ぶ。畳は柔らかく車いすの走行で畳表が傷みやすいため、常時車いすで使用する部屋では板製床材への変更などの検討が必要になるという記述も適切である。