【問112】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|収納の高さ計画
住環境整備の基本技術 問22/30難易度A(易しい)
問題文
高齢者に配慮した収納計画に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.使用頻度の高い物は、踏み台を使って取り出す高い位置にまとめて収納するのがよい。
- 2.使用頻度の高い物は、中腰やしゃがみ込み、踏み台の使用をせずに出し入れできる高さに収納できるよう計画する。
- 3.収納は床に近い低い位置ほど安全なので、日用品はすべて床置きに近い位置に収納するのがよい。
- 4.収納計画は住環境整備の対象ではないため、家具の配置や物の置き方は検討しなくてよい。
解説
高齢者は平衡機能や筋力の低下により、踏み台に乗る動作は転落の、中腰やしゃがみ込みの動作はふらつきや膝腰への負担の原因になる。そのため、使用頻度の高い物は立ったまま無理のない姿勢で出し入れできる高さ(おおむね目から腰までの範囲)に収納できるよう計画するのが基本であり、この記述が適切である。使用頻度の高い物を踏み台が必要な高所にまとめる記述は、転落リスクを高めるため誤り。床に近い位置はしゃがみ込み動作を強いるため、低いほど安全という記述も誤り。住環境整備では工事を伴う改修だけでなく、家具の配置や収納方法の見直しといった工事を伴わない工夫も重要な検討対象であるため、収納計画を対象外とする記述も誤りである。