【問111】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|輝度コントラストによる視認性確保
住環境整備の基本技術 問21/30難易度A(易しい)
問題文
住宅内の視認性確保に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.階段の段鼻には、踏面との輝度コントラストが大きい色のノンスリップを設けると段の見分けがしやすくなる。
- 2.手すりは、壁の色との明るさの差がはっきりした色にすると、位置が分かりやすく使いやすい。
- 3.視認性の確保には、色相(色合い)の違いさえあれば十分であり、明るさの差は考慮しなくてよい。
- 4.スイッチプレートを壁と対比する色にすると、暗がりでも位置を見つけやすくなる。
解説
加齢により色の判別能力やコントラスト感度が低下した高齢者にとって、見分けやすさを左右するのは色相の違いよりも輝度コントラスト(明るさの差)である。色合いが違っても明るさが同程度だと高齢者には同じような色に見えてしまうため、色相の違いだけで十分とする記述が不適切である。階段の段鼻に踏面と明るさの差が大きいノンスリップを設ける方法は、段の踏み外し防止の定番の手法であり適切。手すりを壁と対比する明るさの色にして位置を分かりやすくすること、スイッチプレートを壁と対比する色にして暗がりでも見つけやすくすることも、いずれも輝度コントラストを利用した適切な配慮である。